歯科医院の患者が激減した時に確認する項目2026
この記事の要点
- 新患と再診のどちらが減ったかを先に分けて確認する
- 電話から次回予約まで一連の流れを工程ごとに見直す
- ホームページとGoogleマップは役割が違うため両方を整える
歯科医院の患者が激減した時、まず何を確認すべきか
患者数の減少に気づいたら、まず「新患が減ったのか」「再診の間隔が空いたのか」を分けて確認することが出発点になります。原因を一つに決めつけず、電話対応・ホームページ・Googleマップの基本情報・院内の説明のしかたを順に点検していくことで、見落としていた点が見つかることがあります。
患者数の増減は地域の人口動態や近隣の医院の状況など、院内だけでは動かせない要因も関わります。ここでは、院長や経営の担当者が自分で確認できる範囲に絞って、確認の手順を示します。
新患と再診、どちらが減っているかを分ける
「患者が減った」という感覚は、実は新患と再診のどちらか一方だけが減っているケースがあります。両者では確認すべき場所が違うため、最初に切り分けることが大切です。
新患が減っている場合に見る場所
新患の減少は、医院を見つけてもらう入り口に関わる部分に原因があることが多くあります。
- Googleマップに表示される診療時間や住所が、実際の内容と合っているか
- ホームページの診療時間・休診日の情報が古いままになっていないか
- 電話をかけてきた人に、受付で診療内容や予約の空きを答えられているか
特にGoogleマップの基本情報は、更新を忘れたまま放置されているケースが見られます。引っ越しや診療時間の変更があった際に情報を直していないと、来院を検討している人がその場で問い合わせを諦めてしまうことがあります。
再診・通院の間隔が空いている場合に見る場所
再診が減っている場合は、院内での説明や次回の案内のしかたを振り返る価値があります。
- 会計時に次回の案内をどのタイミングで、誰が伝えているか
- 説明の際に使う言葉や資料が、スタッフによってばらついていないか
- 予約を取る際の案内が、電話でもホームページの予約フォームでも同じ内容になっているか
「前回と今回で説明が違う」と感じさせてしまうと、医院全体への印象に関わることがあります。問診の聞き取り方や説明の流れを院内で共有し、担当者が変わっても同じ案内ができるようにしておくことが、再診の間隔を保つ一つの手がかりになります。

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無料で記事を作る →電話・問診・説明・会計・次回予約を順に見直す
患者対応は、電話を受けた瞬間から次回予約の案内まで一続きの流れになっています。どこか一か所に負担が偏っていないか、工程ごとに確認してみます。
電話
初めて電話をかけてくる人は、診療時間・場所・予約の空き状況を知りたいことがほとんどです。受付担当者が答えに詰まったり、折り返しの連絡が遅くなったりすると、その場で別の医院を探されてしまうことがあります。
問診
問診票の記入をお願いする際に、記入の目的や使い方を一言添えるかどうかで、その後の説明の受け取られ方が変わることがあります。問診の聞き取りが流れ作業のようになっていないか、院内で確認してみる価値があります。
説明
治療内容の説明は、担当するスタッフによって言葉選びや資料の使い方が変わりやすい部分です。同じ内容でも伝え方が揃っていないと、患者さんが不安に感じることがあります。自費診療に関する内容を含む説明や資料の載せ方には決まりがあるため、厚生労働省の案内と保健所の窓口で確かめることが欠かせません。
会計
会計時の対応が事務的すぎると、治療内容への納得感が薄れたまま医院を出ることになりがちです。会計担当者が次回の案内を簡潔に伝えられる状態になっているかを確認します。
次回予約
次回予約の声かけがスタッフによってあったりなかったりすると、通院の間隔に差が出ることがあります。声かけのタイミングを院内でそろえておくことが、再診の確認につながります。
ホームページとGoogleマップ、それぞれの役割を確認する
ホームページとGoogleマップは、果たす役割が異なります。Googleマップは地図上で見つけてもらうための基本情報の置き場所であり、ホームページは医院の考え方や診療方針を伝える場所です。どちらか一方だけを整えても、もう一方の情報が古いままでは来院の判断材料が不足してしまいます。
広告とホームページの記事作りも役割が違います。広告は一定の期間、目に触れる機会を作るための手段であり、ホームページの記事作りは検索してきた人に向けて医院の考え方を伝え続けるための土台になります。どちらかを優先して片方をやめるという考え方ではなく、両方の役割を理解した上で、院内で無理のない範囲で取り組むことが大切です。
なお、ホームページの記事作りに取り組んだからといって、必ず患者数が増えるとは限りません。集客の結果は地域や医院の状況、取り組み方によって変わり、成果を保証するものではない、という前提で進めることになります。
自費診療の案内で気をつけること
自費診療に関する内容をホームページやチラシに載せる際は、載せ方に決まりがあります。内容を作る前に、厚生労働省の案内と保健所の窓口で確かめることが欠かせません。
データで確認する習慣をつける
感覚だけで「患者が減った」と判断する前に、予約台帳やレセプトのデータから新患数・再診の間隔を月ごとに書き出してみることをすすめます。数字で見える化しておくと、何月頃から変化が始まったのかが分かりやすくなり、院内の対応に変化がなかったかを振り返る材料になります。
厚生労働省は医療機関の広告に関する案内を公開しています。自費診療や説明資料の内容を見直す際は、厚生労働省の案内を確認し、不明な点は保健所の窓口に問い合わせることをすすめます。
まとめ
患者数の減少に気づいたら、新患と再診のどちらが減っているかを分け、電話・問診・説明・会計・次回予約という一連の流れを順に見直すことが出発点になります。ホームページとGoogleマップはそれぞれ役割が異なるため、両方の基本情報を整えておくことが欠かせません。自費診療に関する案内は載せ方に決まりがあるため、厚生労働省の案内と保健所の窓口で必ず確かめてください。
よくある質問
- Q. 患者数が減ったらまず何を確認すればよいですか
- A. 新患が減ったのか、再診の間隔が空いたのかを分けて考えることから始めます。新患であれば受付対応やGoogleマップの基本情報、再診であれば院内の説明や次回予約の案内のしかたを確認します。
- Q. ホームページとGoogleマップはどちらを優先すべきですか
- A. 役割が異なるため優先順位をつけるよりも、両方の基本情報が最新になっているかを確認することが大切です。Googleマップは見つけてもらう入り口、ホームページは医院の考え方を伝える場所という違いがあります。
- Q. 自費診療の案内をホームページに載せても大丈夫ですか
- A. 載せ方には決まりがあるため、内容を作る前に厚生労働省の案内と保健所の窓口で確かめる必要があります。


